CARATT

Staff Interview

社員インタビュー
K.I
スタジオコフレ
フォトトレーナー
K.I

スタジオコフレのカメラ研修は、
「ストーリー作りの練習」です。

2007年夏に、アルバイトとして橿原店に入社し、翌1月から社員として働き始めました。
当時はスタジオキャラットが出店ラッシュで、20店舗くらい立上げに関わったでしょうか。

前職はグラフィックやwebデザインに携わっていました。けれどそこで、「デザイン制作に重要なのはやっぱり写真だ!」と感じたのですね。
紆余曲折する中でスタジオキャラットに出会い、飛び込んでみたのがフォトグラファーになったきっかけです。

写真の学校を出た訳ではないので、周りの先輩や、本、講座に出たりして独学で学びました。
「スタジオコフレ」が多店舗展開スタートした2019年から、オープンの度に撮影トレーニングを行っており、現在、僕は「スタジオコフレ」のフォトグラファーを専門に教育しています。
人に教えることは奥が深いですね。自分ではわかったつもりでも言語化できないと相手に伝えられないので、どのように伝えると理解してもらえるかを考えています。

スタジオコフレの研修では、「ストーリーを作る」練習をします。
例えば、実際に撮った1枚の写真を見せて「この写真の状態になるには、どうすればいいか」を考えてもらいます。小物の持ち方も声掛けひとつで変わりますよね。

例えば、傘があったとします。それを僕たち大人が持つと自然と柄の部分を持ちますよね。けど子どもはそうとは限らない。畳んだままの傘を持って不思議そうに触る子もいれば、そもそも傘には興味ないくて床に置いちゃう子もいます。
僕たちは、傘を開いて柄を肩に乗っける写真を撮影したいと考えていたとしても、そこにたどり着くまでの動作も「その子らしさ」です。状況に応じて撮影しつつ、「じゃあそれ開いたらどうなっているか見てみようか!」と少しずつリードします。子どもの反応は様々なので一緒に楽しんでいますね。

今って、スマホのカメラで誰でも綺麗に撮影ができます。そんな時代だからこそ、ストーリー性を感じられるプロの演出を、ハイクオリティで届けたいですね。

もちろんレンズやカメラにもこだわっていますし、僕は撮影トレーナーとしてテクニック的なこともお伝えしていますが、それ以上に「お客さまの気持ちに寄り添う撮影を届けること」を大事にしようと伝えています。
ただ写真が上手なだけではAIでいいよって時代になるかもしれません。僕たち人間が心を持って撮影するから、記念撮影が温度感のある体験になるって僕は思います。
撮影を通して、お客さま・スタッフ・できた写真を見た周りの人たちが、少しでも幸せなキモチになれたら僕の仕事には意味があるよねと考えています。そうやって、自分の周りの人をハッピーに出来る人が1人でも増えたら嬉しいなって思ってトレーナーをやっているのです。

そう思うと写真は手段ですね。でも写真を撮るのが一般的になった時代だから、この手段を活かせる人も増えていると思います。写真を通して誰かを喜ばせたいなって思う人はぜひ僕たちと一緒に仕事しましょう。

ああ、最後は宣伝になっちゃいましたね(笑)